“建てた時から解体するまでを考える 建物にかかる費用は建築費だけを考えがちですが、建てた時からの解体するまで、その建物の一生を通じて多額の費用が発生します。建築費はもちろん、光熱 費、維持管理・補修、そして廃棄にかかる費用、これらをトータルして考えたものをライフサイクルコストと いいます。
新築時に予想できる補修時期 ライフサイクルコストは計画的な補修で軽減することが可能です。災害や環境の変化等による予想外の劣化もありますが、通常、使う資材の耐久年数はおよそ決 まってきます。つまり新築時に理想的な補修の時期がある程度予測できるのです。
大切な補修タイミング 塗料の耐久年数が次の塗り替え(補修)時期の目安です。(耐久年数に満たなくても塗膜の劣化がひどければ時期は早まります。)この時期を過ぎても対処を延 ばしていると塗料は剥がれたり、機能が低下したりします。美観を損ねる上に、基礎材を保護できなくなり基礎材の劣化まで進行することになります。
補修計画の大切さ きちんとした補修をするには費用も日数もそれなりにかかるため、つい時期を延ばしてしまいがち。でも、そのためにもっと大掛かりな補修が必要となったり、 建物の寿命を縮めてしまったりしては、それこそ大損です。 タイミングを逃さないよう建てた時から、補修をした時から、次の補修時期の計画を立て、準備をしておきませんか。それがあなたの建物と長く快適に付き合っ ていく秘訣です。
外部からのダメージをくい止める 塗料は外観を美しくするだけでなく、それ以上に基礎の木材や鉄骨・コンクリートをコーティングし、水、汚れ・カビ、錆、紫外線等劣化の要因から守る役割を 果たしています。
塗料の種類によって違う寿命 塗料にも寿命があります。種類によって差があり、各塗料メーカがうたっている耐久年数は4~6年くらいのものから、10年くらいのものが一般的です(機 能・価格にも違いがあります)。環境によってはこの年数が短くなる場合もあるので、多少短めに考えておいた方がよいでしょう。